ひこにゃんという、彦根市のマスコットキャラクターがいるのだが、
全国的にとても知名度が高く、人気があるキャラクターになっている。
鎧兜を頭にかぶった猫なのだが、いわゆるゆるキャラというやつで、
脱力するような造形が、ほのぼのと可愛らしい。
そんなひこにゃんだが、実は原案者と彦根市の間で、
ひこにゃんを巡り、骨肉の争いが行われているのだ。
彦根市は、ひこにゃんの著作権を、デザインした原案者から買い取った。
従って、現在の著作権は彦根市にあるわけだが、
原案者は、ひこにゃんに酷似した「ひこねのよいにゃんこ」という
別のキャラクターのグッズを、独自に販売しているのだ。
これに対し、彦根市は著作権の侵害である、と訴えを起こし、
現在係争中となっているのである。
端から見ると、原案者が悪いように思うのだが、
そこまで詳しい事情はわからないので、一概に判断はできない。
ともかく、あんなに癒し系のキャラクターなのに、
裏側でこのような事態になっているのは、
とても夢のない話だと言えるだろう。
全国に数多くいるであろうファンたちも、この実情を知ったら
嫌気がさしてしまうかもしれない。
いくら金になるキャラクタービジネスだからといって、
あまり醜い争いはしないでほしいものである。